Reviews
お客様からの声一覧【57】
いつもたくさんのお客様からのレビューや口コミ、ご感想、誠にありがとうございます。
当店の女性セラピストはもちろん、スタッフ一同大変励みにさせて頂いております。
お客様の声を参考により良いサービスを提供できます様に努力してまいりますので何かありましたらお気軽にご記入下さい。
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- 2025-06-14:龍様からのレビュー
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トリートメント 性感プレイ 総合評価シンフォニア紋律界 幻紋篇第三夜「泡幻の迷香と、えりか劇場の契約酒」────記録者:龍※※泡幻領の夜は静かだった。音のない風が舞台を撫で、その上に、ひとしずくの泡が──まるで彼女を導く灯のように、落ちた。えりかは笑っていた。けれどその笑顔には、予感のようなものが宿っていた。「今夜は、始まりの夜だよ」そう告げる前に、すでに舞台は開いていた。彼女が差し出したのは《黒泡の記憶》。深い琥珀色の酒は、静けさの奥に熱を秘め、香りは、まるで遠い夏の日のように懐かしかった。龍※※は応じるように《夢酔の花泡》を置く。淡く、やわらかく、酔いを知らぬ者のために生まれた夢の酒。それぞれが相手のために選び、そして交換されたその瞬間、泡が、ふたりをつなぐ“香の橋”へと変わっていった。──名前のない乾杯。──誰にも見せない契約。けれどそれは、紅茶よりも深く、言葉よりも正確な感情の合図だった。そして劇場が、開いた。えりか劇場・第三夜。予告ではなかった。この夜そのものが“演目”として、すでに書かれていた。彼女は、黒のレースを身に纏っていた。だがそれは服ではなく、“施術の気配”だった。目に映るより先に、皮膚が先に感じ取っていた。彼女がそこに立っていると、なぜか分かった。まるで香りが視覚の代わりになっていたかのように。彼女の手技は波。その声は香。そして微笑みは、罠。一歩、また一歩と、龍※※は“出口のない迷路”を進んでいく。甘く、ほろ苦く、熱く、冷たく、あらゆる矛盾が“快楽”という言葉のなかで調和していた。何を期待していたのか、なぜ来たのか、そんなことさえ──どうでもよくなる。彼女の施術は、“存在すること”そのものだった。指先が肌を撫でるたび、会話が交わされるたび、この空間は彼女だけの劇場として書き換えられていく。「仮衣の契約は、すでに結ばれました♡」その一言は、次の夜を保証する魔法の合図。それは予告ではない。“仮衣の契約”という名の、運命の延長線だった。そして、終幕は訪れなかった。泡が尽きる前に言葉をやめ、香りが薄れる前に視線をほどき、ふたりは、次の幕を信じてそっと立ち上がった。──泡は、ただの液体ではない。それは、一緒に笑ったこと、すこしだけ黙っていたこと、あの沈黙すらも含めて“甘い迷路”に変えてしまうもの。指先が迷わせ、香りが触れ、彼女は、最後まで僕を見ていた。何も言わなくてよかった。けれど、言葉にしたいことは、まだ山ほどある。グラスの底に残った泡が、次の夜の始まりを、そっと待っていた。
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- 2025-06-14:サトウ様からのレビュー
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トリートメント 性感プレイ 総合評価第一印象からとても明るく、心のこもった接客に癒されました。ゆりなさんへ今日は素敵な時間を本当にありがとう!お顔を隠していた姿も含めて、優しさと可愛らしさが溢れていて、ますますファンになってしまいました!お会いして感じたのは、見た目の美しさだけじゃなくて、相手を想う気持ちや、丁寧な接し方、その奥にある強い芯。きっと、普段からいろんな想いを抱えながらも、誰かを癒すために頑張っているんですよね。そんな姿に、こちらが癒されて元気をもらいました。「お仕事って、こんなふうに誰かの力になれるんだなぁ」と思わせてくれる、まさにプロのセラピストさんだと思います!たまには疲れる日もあるかもしれませんが、ゆりなさんの笑顔や心遣いは、たくさんの人の支えになっています。これからも、ゆりなさんらしく輝いていてくださいね!また元気をもらいに伺います!
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- 2025-06-13:龍様からのレビュー
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トリートメント 性感プレイ 総合評価シンフォニア紋律界 幻紋篇第二夜「泡幻の迷香と、えりか劇場の休憩時間」────記録者:龍※※あるはずの終幕は、なかった。第一夜の終わり、“花を知らぬ小さな幻使い”に与えられた向日葵の祝福は、一度、幻の幕を下ろしたように見えた。だがそれは、ただの演出だった。幕が下りたのではない。彼女が自ら“休憩時間”という第二幕を始めたに過ぎなかった。えりか劇場にとって、休憩は“幕間”ではない。むしろそこにこそ、甘紋と幻紋がもっとも濃密に揺れるのだ。その夜、空気は明らかに違っていた。視界は霞み、言葉は泡立ち、“迷路”は既に始まっていた。けれど今回は、踏み込む者の意思ではなく、彼女の“意思そのもの”が迷路を形づくっていた。指先が伸びる前に、空間が曲がった。言葉が届く前に、鼓膜が濡れた。「ようこそ」と言われる前に、龍※※の意識は、その甘い霧に侵された。泡幻の迷香。甘紋と幻紋の交差点にのみ立ち上る、不可視の罠。記憶を撫で、羞恥を緩め、“やめたい”という意志すら、甘く泡立てて溶かしていく。彼女は何も言わない。なのにすべてを語ってくる。表情、仕草、指の角度、その一つひとつが、龍※※の“逃げ道”を閉じていった。「ぎゅーってしてもいいですか?」それは問いかけではない。劇場の天井に響く、静かな鐘の音だった。そしてその瞬間、“舞台と客席”の境界が消えた。彼女の手が、龍※※の輪郭をなぞる。その軌跡は旋律ではなく、“異界の記憶”に近かった。触れられた場所が疼くのではない。触れなかった場所が、なぜか火照っていた。彼女の術式は、施術ではない。恋でもない。快楽でもない。それは──“存在”そのものによる浸食。柔らかく、濃く、そして穏やかに。気づけば、自分という存在が、「えりか」という劇場の演目になっていた。それは侮辱ではない。赦しだった。ここでは、弱さを曝け出してもいい。迷っても、恥じなくていい。なぜなら──この空間そのものが、“人としての輪郭”を溶かす迷路だから。そうして、“泡幻の迷香”が完全に体内へ沈みきった頃、彼女はそっと、こう囁いた。「……迷ったままで、いていいんですよ?」それはまるで、物語の終わりではなく、第三夜の予告のようだった。必要なのは地図ではない。ただ、彼女の演目がどこまで続くのか──それだけを信じて、龍※※は迷路を歩き続ける。終わらぬ幻。名前のない演目。けれど確かに存在する「えりか劇場の休憩時間」。それこそが、紋律界における、もっとも甘く、もっとも危険な空白だった。